水産タイムス 7月26日(月)第3761号
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記事の内容
中国産の高級白魚 ジェイシートレンド販売
今年4月に設立されたジェイシートレンド(有)(東京・秋葉原、任炬社長)では、「美味しく栄養のある白魚を少しでも多く消費者に食べてもらいたい」と中国産の高品質冷凍白魚の輸入・販売に力を入れている。このほど東京ビックサイトで開かれた第1回シーフードショーでも出展し、来場者にサンプルを配りその味と品質をアピールした。 同社が輸入するのは、中国産白魚の8割以上のシェアを持つ水産会社・長江水産有限公司(常州)‘‘江南‘‘ブランドの冷凍白魚。長江流域の太湖を中心に50余りの湖・ダムで養殖・加工されるもので、中国国家標準品質管理システムGB10031―88を取得した徹底的な品質管理のもと、年間1万トン前後が生産されている。これまで台湾、東南アジア、欧米を中心に輸出されており、日本へはこれまで商社をとうして1000トン弱ほど輸出されていた。ジェイシートレンドは、長江水産の日本国内での総販売代理店として認定され、今秋には両社の合弁会社が設立される。新設の合弁会社の社名は、現在と同様のジェイシートレンドとなる。白魚は天ぷら、フライなどにして食べる他お吸い物に入れても美味しい。同社ではホ―ムページで「白魚と三つ葉のわさびあえ」「白魚と胡瓜の玉子巻き」「白魚と獅子唐の串フライ」などユニークなメニュー提案も行っている。「中国産白魚はともすれば臭くて美味しくない、品物が切れることがあるなど悪いイメージを持たれがちだが、江南ブランドの白魚は本当に美味しく栄養がある。安定供給も約束する。ぜひ試してみてほしい」(任社長)と同社では訴えている。
問い合わせは同社(03―3524-0061)まで。 URLはhttp//www.jct.co.jp