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白魚小型サイズ１１月入荷へ

ジェイシートレンド品質・衛生管理も強化

中国産の高品質冷凍白魚を輸入・販売するジェイシートレンド（東京・秋葉原・任炬社長）は、今年品簿と

されいる小型サイズ（５〜７センチ）を中心とした新物を１１月上旬に入荷、販売する。同社によると、今年の中国での白魚生産は、長年の養殖により湖が疲弊していることで稚魚の成長が思わしくなかったことに加え、夏の豪雨による洪水や増水で魚が流出したため、需要が最も多い小型サイズの漁獲が極端に減少。加えて、衛生・品質管理の悪い白魚も市場に出回っており、これら粗悪品の一部が日本にも輸入されている現状だという。この中で同社は、中国最大の白魚生産会社である長江水産の日本支社として、需要の多い小型サイズの供給を優先的に受けることができることになった。同社では「従来の取引先に迷惑をかけることは決してない。さらに白魚をご利用いただきたい」（同社長）と、加工業者に白魚の活用を呼びかけている。 また同社では、品質の悪い他の中国産冷凍白魚と差別化を図るため、年内にオリジナルパッケージを準備する予定。珍味などに最適な乾燥白魚の販売も開始すると同時に、今後は生食用も供給できるよう衛生管理体制の強化に取り組んでいく。長江水産でも将来的にはジェイ・シー・トレンド専用の「模範工場」を作り、付加価値製品の開発を行っていく方針だという。